大問1
鹿島茂による、山本夏彦のエッセイ集『日常茶飯事』の解説文より出題。複雑な論理展開はなく、文章理解は難しくなかったはず。
問1 人間の思想…終わりから6段落目。傍線部と解答箇所が遠いが、本庄のお決まりの問題であり、過去問で慣れている受験生にとっては見つけるのは難しくない。
問2 エ…これだけ横光の言葉についてのもの。横光の文章に漂うのは既視感覚ならぬ未視感覚。
問3 ウ…終わりから4段落目に書かれている。
問4 イ…横光利一の作品を知っている受験生は少なかったはずなので、村上春樹の『羊をめぐる冒険』を知っているかどうかが鍵となったか。
問5 この世のも…傍線部の6段落後に、「こうした山本夏彦一流の『精神上のけち』」とあるので、その直前からとる。
問6 ウ
問7 すんぶん、さはんじ、けんよう、ないおう、かい…「けんよう」と「ないおう」がやや難か。
大問2
町屋良平『スポーツ 基礎と応用』より出題。セッター、エース、トス、スパイクといったバレーボール用語に注がなく、知らないとかなり読みづらかったはず。日本で体育の授業を受けていない生徒は不利だったか。
問1 イ…アとウは本文との矛盾は少ないが、記述解答として考えたときに積極的に良いとは言えないことに注意。エは、フルーツに見えるのはスパイクではなくて球なので違う。
問2 エ…傍線部2の2行後にそのまま書いてある。
問3 エイウア…Aはやや悩みそうであるが、他は容易い。
問4 このわかっ…終わりから4段落目。
問5(1)「一年セッターにスパイクを叩き込んだ」
(2)新エースとしての自分のプライドをむりに飼い慣らそうとすると自分やチームとの不和がうまれてしまうから。…傍線部4の一文が「だから」で始まっているので、同段落内のそこまでの内容をまとめる。
問6 費、軸、距離、騒然、腐
国語全体を通して:
国語は昨年同様の難度だったように思います。記述がやや書きづらく、そこで少し点が伸びづらいかもしれません。2025年より小問数が少なかったです。抜き出し問題の多い早大本庄では、かけられる時間が解答しやすさに直結します。いつも国語で時間が足りない受験生の場合には、2026年はやや解きやすいと感じたかもしれません。
2月18日追記:正規合格は190点台後半、補欠は190点台前半というラインだったようです。※本当は男女差あり、女子の方がややボーダーが高そうです。あくまで目安としてお考えください。
国語単体での合格の目安は75〜80点程度と思われます。

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