早稲アカは、「慶女の出題は隔年で古文を出す年と出さない年が続いているので、今年は古文は出ないだろう」と説明会等で触れ回っていたそうですが、予想に反して古文が出ました。あまり山を張るものではないですね。しかもかなり難しく感じた受験生が多かったようです。
慶女の国語はあまり解答を出すつもりはなかったのですが、この古文にどうしても触れたかったので、大問2だけ出すことにしました。
大問1
澤田瞳子『京都の歩き方 歴史小説家50の視点』より出題。設問はここ数年の中ではかなり難しい方だったのではないかと思います。解答略。
大問2
紀貫之『土佐日記』より出題。なんと、問3が大問1の文章をヒントにして考える問題でした。
問1 2
「なかりしもありつつ」や「ありしもなくて」を、「子供がいなかったけど今はいる」「子供がいたけど今はいない」とちゃんと理解できたかどうかが鍵。しかし、ヒントは少なく難しかったかもしれない。
問2 中国でも、我が国でも、ただ好きで歌を作るのではなく、悲しい思いが堪えきれずに歌を作るのだということ。
前文の理解が必要ですが、それが難しい問題でした。
問3 京都の玄関である山崎の橋を見て、京都に本当に近いところまで来たことが分かったから。
まず、土佐日記が土佐から京に帰る話であることが知識として必要です。さらに、「山崎」のワードを見て、大問1に「京都の玄関」と書かれていたことを思い出せるかどうかが鍵です。「京都の玄関」は解答では同義換言可のはずです。
問4 やまとうた、ひとのこころ
大問3
北山忍『文化が違えば、心も違う?──文化心理学の冒険』より出題。2025年8月22日に発売された本です。入試問題をその後に作っていると考えると、意外と作成期間が短いですよね。文章は読みやすく、設問も全体的に取り組みやすかったと思います。解答略。
国語全体を通して:
国語は例年より難しかったように思います。大問2はもちろんのこと、大問1も「解答は書けたが点数は伸びない」受験生が続出しそうな問題です。
合格の目安は55〜60点程度と思われます。
(3科目合計の合格最低点予想:190〜195点程度)

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