部活動を頑張りながら早慶附属高校を目指そう

※この記事における早慶附属高校は、以下の高校を指しています。

慶應義塾高校、慶應義塾志木高校、慶應義塾女子高校
早稲田実業高等学校、早稲田大学高等学院、早稲田大学本庄高等学院

 中学生という時期は、勉強を頑張ることも大事ですが、体力をつけたり、人との上手な付き合い方を学ぶということもとても大事な時期だと思っています。

 ですから、個人的な考えとしては、「やりたい部活があるのに高校受験の勉強のために我慢する」というのには否定的です。

 そして、「部活動を頑張りながら難関高校を目指す」というのは、十分に可能です。

 ものすごく忙しい部活動で、中3の夏頃までは「宿題をこなすのもギリギリ」という子も、今まで何人も見てきました。でも大丈夫です。中1・中2の間にやるべき準備をしっかり済ませておいて、部活動が終わったところから全力で頑張れば、十分間に合います。

 特に早慶附属高校は、意外と狙いやすいです。受験科目が3科目しかありませんから。

中1・中2でやっておくべき準備とは

  • 得意科目はどんどん先取りして、強力な武器にしておく。
  • 苦手科目は最低限、入試問題でも解説を読めば分かるレベルにはしておく。

 得意科目が強力な武器になっていれば、残りの科目に勉強時間を割けるので非常に有利です。

 苦手科目については、「解説を読んでも分からない」レベルだと、勉強にとても時間がかかってしまいます(たとえば、英語であれば「時制がよく分かっていない」とか、数学であれば「比の扱い方がよく分からない」というのは危険な水準です)。この状態では、一人ではどこから勉強し直せばいいか分からず途方に暮れてしまうこともあります。

 なので、部活動引退前に、上記のレベルくらいまで準備ができていれば理想的です。(できていないと無理ということでもありませんが、かなり苦しい戦いになってしまいます)

 今後の人生も、やりたいことのためだけに潤沢に時間をとれる時期なんてそうそうありません。「部活動に打ち込みつつ難関高校を目指す」というのは、「無い時間を工面していかに効率よく目標を達成するか」ということの練習であるともいえます。

 「二兎を追う者は一兎をも得ず」なんて意地悪なことわざもありますが、そうやって初めから諦めるのはもったいないですよね。とても価値のある挑戦だと思いますので、ぜひ頑張ってみましょう!

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この記事を書いた人

東京大学理科Ⅰ類→言語学科卒|TOEIC満点
生徒の成績を上げるのがとにかく得意です!
「楽しく・最高効率で学びを進める」ことを常に考えています。
自分自身、学ぶ者の気持ちを忘れないため、毎日数時間勉強しています。
インドで働いた経験あり。

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