中学受験というのは、あまりにも過酷です。たくさん努力しても上には上がいて、第一志望校には不合格になってしまう子の方が多いくらいです。
私自身も経験しましたが、大学受験よりも遥かにしんどかったです。
そんな中学受験を経験した皆様にぜひ知っておいていただきたいことがあります。それは、正しい努力をすれば高校受験は中学受験よりも良い結果が出やすく、おすすめであるということです。
高校受験がオススメの理由
高校受験は中学受験より負担感は小さい
- 教育熱がとても高い家庭は、中学受験で抜けていっている
- 高校受験では、親は子の勉強になるべく干渉しないほうが良いとされている
といった点がポイントで、親の伴走が重要とされている中学受験と比べても、親御さんのご負担も少なくなることが多いです。(その分、中学生は言うことを聞かなくて、身体ではなく心の負担が大きい場合もあります…苦笑)
中受経験が大きなアドバンテージとなる
中学受験(特に私立中受験)経験者は、その時点で高校受験に向けて有利な位置にいます。理由は以下のとおりです。
- 高校受験の数学のうち、図形分野はほとんど私立中受験の算数と同じ。相似・割合計算に慣れているアドバンテージがものすごく大きい。
- 勉強することへの耐性がついている。
- 手を動かして考える習慣がついている。
- (志望校に落ちている場合には)悔しさを知っているので、早い時期から自主的に勉強できる子が多い。
特に早慶附属高校は狙い目
ここでいう早慶附属高校というのは、以下の高校を指してます。
- 慶應義塾高校、慶應義塾志木高校、慶應義塾女子高校
- 早稲田実業高等学校、早稲田大学高等学院、早稲田大学本庄高等学院
これらの高校に入学した場合、原則100%、慶應義塾大学または早稲田大学に進学することができます。
才能の影響が大きい中学受験や、全国からライバルが集まり、内容も難しい大学受験と異なり、高校受験の早慶附属は適切な努力さえすれば合格を狙いやすいです。
事実として、私自身も今までに何人も、中学受験でマーチレベルの学校や都立中に全落ちした生徒を、高校受験で開成や早慶附属高校に合格させてきました。
(一方、高校受験でのマーチ附属は、大学受験を回避したい意向が強い場合にはアリですが、それほどお勧めはしていません。なぜかというと、マーチ附属(特に文系)は、大学受験でも入りやすいからです。高校受験でマーチ附属に受かる子であれば、基本的に大学受験でもマーチには受かると思って差し支えありません。)
高校受験で努力が報われやすい理由はいろいろありますが、その一つは学習内容にあります。
- 中学受験は範囲が狭いので、差をつけるためにはパズルのような閃きを要する問題を出す必要がある。
- 大学受験は範囲が広いうえに内容が深いので、理解するのが難しい。
高校受験はほどよい難度・ほどよい範囲で、正しい努力を積み重ねることで得点を伸ばしやすい内容になっています。
正しい努力とは、、、?ということになりますが、そこは企業秘密なので書けません…。
ただ、正しい努力をきちんとさせてあげられる塾というのは、あまり多くはありません。大手塾のカリキュラムはよくできていますが、全ての生徒に対して一律の進度ですから、うまくハマらないケースも多いです。
コリスでは、その子に合ったカリキュラムを一から作り、その子に合った方法・スピード感で学習を進めますので、特に低学年からお通いいただいた場合、かなりの高確率で、早慶附属高校以上に合格させることができます。
コリスで一緒に勉強して、賢くお得に、高校から早慶に入学してしまいましょう。

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