中3生の卒業に際して・1年間ありがとうございました!

 2025年度の中3生の最終授業が全て終わりました。

 今年も、どの生徒も他の塾では考えられないだろうというくらい大幅に成績を伸ばしてくれました。

 不遜なようですが、こんなにひっそりと活動している私を見つけてくれて通ってくれた子達は幸運だと思うと同時に、私もそんな彼らと関わることができて幸せだったと思います。

 短い間でしたが、通っていただいて本当にありがとうございました。

 私は大学生の頃から塾講師をしておりましたが、自分の指導に初めて自信を持ったのは始めてから3年目のことでした。1、2年目は経験が少なかったこと、自分自身の学業で精一杯だったことなどが理由で、自分自身でも納得のいく教育はできていなかったと思います。

 3年目は受験学年を担当することになり、その責任の重さとやりがいを同時に感じて、教える仕事にのめり込みました。休みの日にも出勤して生徒の質問対応をしたり、近隣の評判のいい先生の授業を見に行って授業の勉強をしたりしていました。その年の受験生たちは、ほとんどの子たちが当初の第一志望校通り、もしくはワンランク上げた学校に合格しました。

 今でもたまにその子たちに会うことがありますが、皆「西村先生が人生で一番良い先生です」と嬉しいことを言ってくれます。

 ほとんどの子たちが第一志望校に合格したと書きましたが、その学年でたった一人、第一志望校に落ちてしまった子がいました。その子は成績的には順調で、過去問でも毎回合格点を取れていました。しかし、本番では相性が良くなかったのか、不運としか言いようがない結果ですが、不合格に終わってしまいました。

 勉強をよく頑張っていましたし、いつもクラスの雰囲気を明るく前向きにしてくれていた子だったこともあり、私も合格発表の日はとても落ち込みました。

 彼は大学卒業後、その優れた対人能力を活かしてテレビ界隈に就職して頑張っていると聞きます。収入も多いのではないかと推察しています。収入が全てではありませんが、彼はお金が好きそうな子でもありましたから、彼のためにテレビの仕事は良いのだろうと思っています。

 高校受験というのは人生の大事な一コマですが、上記の彼のように、落ちてもいくらでもそのあと挽回できます。

 私は第一義的には高校受験に合格させることを請け負う存在ではありますが、常に生徒たちには高校受験を通じて「辛いはずのものをいかに楽しむか、自分という扱いづらい存在をいかに扱うか」を学んでほしいと思っています。

 開成・慶女をはじめとして、多くの受験生の第一志望校の合格発表が明日から始まります。どのような結果が出ても、受験に向けて「ここは頑張れた」と思える部分や、「ここは頑張りきれなかった」と悔やまれる部分を振り返りながらよく噛み締めたうえで、この経験をこれからの人生に活かしていってもらえたらと思っています。

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この記事を書いた人

東京大学理科Ⅰ類→言語学科卒|TOEIC満点
大手塾で高校受験指導に従事した後、独立。
生徒の成績を上げるのがとにかく得意です!
「楽しく・最高効率で学びを進める」ことを常に考えています。
都庁やインドで働いた経験もあり、いろいろな経験を生徒に伝えることができるのも強みの一つです。

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