英語多聴・多読は、「自分に合ったレベルのものを」「継続」さえできれば、間違いなく最強の英語学習法です。ただでさえ部活やテスト勉強で忙しい中学生が多聴・多読を継続するのはとても難しいのですが、ITの進歩によりだいぶやりやすくなってきてはいます。
中学生が英語多聴・多読を実践するにあたって、おすすめの材料をまとめてみます。
英語多聴
動画は映像があるので、「英語が完璧に理解できなくてもストーリーが分かる」というメリットがあります。
英語の勉強を目的としている場合には、なるべく英語字幕で見るのが好ましいです。あまりに辛い場合には日本語字幕にしても構いませんが、その場合は本人がしっかりとした英語を学ぶ意思を持って、英語音声を聞き取って理解しようとする必要があります。保護者主導で見せる動画が日本語字幕だと効果は限りなく小さくなると思っています。
コンテンツの選び方としては、「本人が面白いと感じるもの」を最優先するのが良いと思います。
Youtube
Youtubeは万人の興味に応じた無数の動画があるので、個人個人の趣味に合わせた動画を見つけやすいのがメリットです。たとえば、
- 好きなゲームの英語の配信者を探して視聴する
- 自己啓発系や社会的な発信、有益な本のまとめを英語で視聴する
- 見た目や雰囲気が好きな人を見つけて視聴する
といった方法が考えられます。
自分で探すのが難しければ、ChatGPTに
私は◯◯が好きなのですが、聞き取りやすいアメリカ英語で◯◯について話しているおすすめのYoutuberはいますか。
などと聞いてみてください。いくつか提案してくれます。
また、「日本語でよく視聴しているチャンネルを英語に置き換える」というのもありです。
水溜りボンドが好きでよく見てしまいます。水溜りボンドと同じような立ち位置の英語圏のYoutuberをお勧めしてください。
といった形でChatGPTにお勧めを聞いてみてもいいと思います。
さらに、Youtube上には無料で見られるアニメやドラマシリーズがたくさんあります。中2で英検準1級をとった元教え子は、以下のようなアニメなどを英語で見ていたらしいです。
- peppa pig(現地の幼稚園児〜小学生向けアニメ)
- Caillou(現地の幼稚園児〜小学生向けアニメ)
- Diary of a Wimpy Kidの映画
- Dhar Mann Studios(綺麗な英語で字幕あり)おすすめ:火災報知器の回、オンライン授業でカンニングする回
その他、個人的に生徒用におすすめのチャンネルや動画
- 心理学の知見を紹介するpodcast 動画例:なぜやる気を継続できないのか
- カナダ人のJessicaが日本で親しくしてくれたフクエさんを探すドキュメンタリー
- 生まれつき盲目の人が質問に答えるチャンネル 動画例:盲目の人はvision(見えるということ)をどう理解しているか
- 大富豪の家で料理する
- Ted-Ed(子供向けの短い教育アニメがたくさん) 動画例:水を飲まないと何が起きるか
- DW Documentary(実写・教育的内容) 動画例:ネアンデルタール人とは何者か
Netflix
Netflixには、
- アメリカのドラマシリーズ
- 日本のアニメの英語音声
などがあり、気に入った作品があれば英語多聴学習に使うことができます。
アメリカのドラマシリーズで好きな作品が見つかれば、それを全編見るだけでかなりの量の英語を「稼ぐ」ことができます。
- Stranger Things
- グッド・プレイス
- フレンズ
- ブレイキング・バッド
- ラブ・オン・スペクトラム
などは私もよく見ましたし、中学生も楽しく観られると思います。
また、耐性があればですが、ホラーやスリラーも「あまり頭を使わなくても(言葉があまり分からなくても)楽しめる」という意味で英語視聴におすすめです。
日本のアニメは英語音声が無いものも多いですが、一部英語音声が入っているものもあり、見つけたらラッキーです。
- 葬送のフリーレン
- ジョジョの奇妙な冒険
- スパイファミリー
- 雨を告げる漂流団地
この辺りは私も英語で観ました。なお、一部作品で、音声の英語と字幕の英語が一致していないものもあります。
ディズニープラス
ディズニー映画やアニメは基本的に全て英語音声がありますから、Netflixよりも高確率で英語音声・英語字幕で視聴できます。ディズニー好きの女子は多いですから、特に女の子の場合にはNetflixよりもディズニープラスの方が良いかもしれません。
英語多読
ORC
月1000円のサブスクで、タブレットで英語絵本を読み漁ることができます。読み上げもしてくれて、リスニング力も鍛えることができます。
詳しくは「最強の英語学習法「ORC多読」をお勧めします」をご覧ください。
速読英単語
趣味っぽいものよりも受験勉強っぽいものの方が向いている生徒の場合には、「速読英単語」をお勧めしています。
単語帳ではなくて(つまり単語を覚える目的ではなくて)読み物として使います。ついでに単語の勉強にもなるので一石二鳥ですね。



中学版であれば、中学内容の文法事項を大体習い終わったくらいで読み始めることができます。
早慶附属高校の英語で高得点を狙っていくのであれば、最終的に必修編のあるステージくらいまでは読みこなせると良いです。(入塾者には必要に応じて伝えています)
意外と内容も面白いのでお勧めです。

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